C型肝炎ウイルスの感染経路
C型肝炎ウイルスは血液から感染
C型肝炎ウイルスは血液を介して感染します。感染している人の血液が他の人の血液の中に入ることで感染しますが、空気感染や経口感染はありません。現在わが国の感染者の多くは、C型肝炎ウイルスが発見される前の輸血や血液製剤、あるいは注射針が使い捨てになる前の注射針の使い回しなどで感染したものと考えられています。現在ではこのような原因で新たに感染することはほとんどありません。問題になるのは、ピアスや入れ墨、覚せい剤などの回し打ち、あるいは不衛生な状態での鍼治療などです。また、性交渉による感染や母から子への感染(母子感染)はごくまれとされています。
C型肝炎ウイルスの感染の可能性が一般より高いと考えられる方
C型肝炎ウイルスの感染の可能性が一般より高いと考えられる方
以下のような方々は、C型肝炎ウイルス感染の可能性が一般より高いと考えられています。
- 1992(平成4)年以前に輸血を受けた方
- 大きな手術を受けた方
- 血液凝固因子製剤を投与された方
- 長期に血液透析を受けている方
- 臓器移植を受けた方
- 薬物濫用者、入れ墨をしている方
- ボディピアスを施している方
- その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、その後肝炎の検査を実施していない方等)
フィブリノゲン製剤(フィブリン糊としての使用を含む)による感染の可能性のある方
1994(平成6)年以前に公表医療機関で治療を受け、下記(1)〜(5)に該当された方は、C型肝炎ウイルスの検査をできるだけ早く受けることを厚生労働省が呼びかけています。
- (1)妊娠中又は出産時に大量の出血をされた方。
- (2)大量に出血するような手術を受けた方。
- (3)食道静脈瘤の破裂、消化器系疾患、外傷などにより大量の出血をされた方。
- (4)がん、白血病、肝疾患などの病気で「血が止まりにくい」と指摘を受けた方。
- (5)特殊な腎結石・胆石除去(結石をフィブリン塊に包埋して取り除く方法)、気胸での胸膜接着、腱・骨折片などの接着、血が止まりにくい部分の止血などの治療を受けた方。(これらの治療は、フィブリノゲン製剤を生体接着剤のフィブリン糊として使用した例で、製薬会社から厚生労働省へ報告されたものです。詳しくは治療を受けた医療機関に直接お尋ねください。)
» 公表医療機関および詳しいことは こちら (厚生労働省ホームページ)