C型慢性肝炎とペグイントロン併用療法 臨床成績(ジェノタイプ1かつ高ウイルス量、3剤併用24週)

初回治療例を対象とした国内第III相臨床試験(非劣性試験)

試験概要

目的 C型慢性肝炎患者のうちインターフェロン(以下、IFN)製剤またはPEG-IFN製剤(リバビリン製剤の併用を含む)による治療歴がない患者を対象に、テラプレビルの12週間投与とPEG-IFNα-2b(遺伝子組換え)(以下、ペグイントロン®)およびリバビリン(以下、レベトール®)を24週間3剤併用投与した群(3剤併用群)の、ペグイントロン®とレベトール®を48週間併用投与した群(2剤併用群)に対する非劣性を検証し、安全性について検討する。
対象 IFN製剤またはPEG-IFN製剤(リバビリン製剤の併用を含む)による治療歴がない、Genotype 1型かつ高ウイルス量(5.0Log IU/mL以上)のC型慢性肝炎患者189例
方法 実薬対照、並行群間比較、無作為化、非盲検多施設共同試験。
対象を3剤併用群(126例)、または2剤併用群(63例)に無作為割り付けし、3剤併用群はテラプレビル750mgを1日3回8時間間隔で食後に経口投与12週間、ペグイントロン® 1.5µg/kgを週1回皮下投与24週間、レベトール® 1回200〜600mgを1日2回朝食後と夕食後に経口投与(1日用量600〜1,000mg)24週間投与し、2剤併用群はペグイントロン® 1.5µg/kgを週1回皮下投与48週間、レベトール® 1回200〜600mgを1日2回朝食後と夕食後に経口投与(1日用量600〜1,000mg)48週間投与した。
主要評価項目 投与終了(または投与中止)24週後の血中HCV RNA陰性化※1

※1:1.2 Log IU/mL未満あるいは検出せず

投与スケジュール

(図)投与スケジュール

安全性

副作用発現率は、3剤併用群、2剤併用群ともに100%でした。主な副作用を下表に示します。

主な副作用

副作用 3剤併用群:例数(%) 2剤併用群:例数(%)
貧血115例(91.3%)46例(73.0%)
発熱 98例(77.8%)46例(73.0%)
白血球数減少 86例(68.3%)46例(73.0%)
血小板数減少 81例(64.3%)23例(36.5%)
倦怠感 72例(57.1%)30例(47.6%)
血中尿酸増加 65例(51.6%)5例(7.9%)
ヒアルロン酸増加64例(50.8%)25例(39.7%)
脱毛症51例(40.5%)29例(46.0%)
頭痛47例(37.3%)31例(49.2%)
発疹48例(38.1%)18例(28.6%)
食欲減退42例(33.3%)17例(27.0%)
注射部位紅斑33例(26.2%)21例(33.3%)

承認申請時 評価資料:田辺三菱製薬 社内資料(初回治療例を対象とした検証的試験)

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