C型慢性肝炎とペグイントロン併用療法 C型慢性肝炎治療の変遷と治療ガイドライン

[参考] 世界のガイドラインにおける併用療法の位置づけ

ペグIFNαとリバビリンの併用療法は、C型慢性肝炎に対する治療法として米国肝臓病学会(AASLD)のガイドラインでも、優れた治療法として位置づけられています。

AASLDガイドライン 2011

ジェノタイプ1
●最適な治療法は、ボセプレビルまたはテラプレビルと、ペグインターフェロン(IFN)α・リバビリン(体重ベース)の併用療法(3剤併用療法)である。
●ボセプレビル*1、テラプレビルはPEG-IFNα・リバビリンの併用なしで使うべきではない。
初回治療例*2
  • ・テラプレビルは食事とともに750mg×3回/日(7-9時間ごと)をペグIFNα・リバビリンとともに12週間投与し、その後ペグIFNα・リバビリンを12〜36週間投与。
  • ・肝硬変のない患者で、4〜12週後にウイルスが陰性化した場合は、投与期間の24週への短縮を考慮。
  • ・肝硬変患者では3剤併用療法を48週間
  • ・4週または12週後にHCV RNA量>1000IU/mLまたは/および24週後に陽性の場合は全ての薬剤の投与を中止。
前治療のある例*2
  • ・テラプレビルを含む3剤併用療法の再治療が勧められるのは前回の標準的なIFNα、ペグIFNαの単独またはリバビリン併用療法で再燃または部分的反応のみられた患者。
  • ・テラプレビルを含む3剤併用療法は前治療無効例でも考慮できる。
  • ・レスポンスガイド治療は再燃例、部分的反応例では勧められるが、無効例では勧められない。
  • ・テラプレビルを含む3剤併用療法では、4週または12週後にHCV RNA量>1000IU/mLの場合は、耐性ウイルス発現の可能性があるため、全ての薬剤の投与を中止。
ジェノタイプ2、3
●ペグIFNα・リバビリン(800mg/日)併用療法を24週間行う*3
前回、十分量のペグIFNα・リバビリン併用療法でSVRとならなかった症例では、PEG-IFNαの種類を変更したとしても再治療は勧められない。
●前回、IFNα単独またはリバビリン併用療法、ペグIFNα単独療法で無効または再燃であった症例、とくに架橋形成のある線維化、肝硬変のある症例にはペグIFNα・リバビリン併用療法が勧められる。
*1: ボセプレビルは本邦未承認。
*2: ボセプレビルに関する記述は割愛。
*3: 本邦における用法・用量については添付文書をご参照ください。

Marc GG et al. Hepatology 2011; 54(4): 1433-1444.

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C型慢性肝炎とペグイントロン(R)併用療法

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