C型肝炎

患者さんの気持ちに寄り添う新しい肝炎治療が始まっています。

C型肝炎の治療法についてわかりやすく解説します。


肝機能異常の方
Q. 肝機能検査値の異常とは、具体的に何を指しますか?

A. 広く行われている検査項目であるALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTPの異常を指します。

肝臓が健全に働いているかどうかは、肝機能を調べる血液検査で分かります。肝機能を調べる血液検査項目はたくさんありますが、健康診断を含めて、もっとも広く行われている基本の検査はALT(GPT) 、AST(GOT) 、γ-GTPです。
AST、ALTは肝臓の細胞に多く含まれ、細胞が壊れたときに血液中に出てくる酵素であり、この値が高いことは肝臓の細胞が壊れていることを示します。2つの酵素のそれぞれの値とともに、どちらがより高いか(AST/ALT比)も大切です。AST値よりALT値が高い場合は慢性肝炎、ALT値よりもAST値が高い場合は、肝硬変、肝がんが疑われます。
ASTだけが高い場合は心筋梗塞など肝臓以外の病気である可能性があります。

» 肝機能異常とは何ですか?

γ-GTPはアルコール性肝障害の指標としてよく知られています。アルコールを毎日たくさん飲む人は、γ-GTP値が基準値を超えて高くなります。また、γ-GTP値は胆汁の流れが悪いときにも上昇します。

これらの肝機能検査値が異常な値を示していても、自分自身で症状を感じることはほとんどありません。肝臓はとても予備能力が高い臓器なので、少しくらい組織が壊れても、代謝などの働きは保たれるためです。しかし、肝機能検査値の異常は「沈黙の臓器」肝臓が発する危険信号です。この状態を放置すると、症状がなにもないうちに肝臓の病変が進んで、肝硬変や肝がんなど命をおびやかす病気になる危険性が増します。

» 肝機能が正常なら肝臓の線維化は進まないのですか?

また、C型肝炎ウイルスに感染している方の場合、ALT 値、AST値が正常な範囲であっても肝臓の病変が進んでいることがあるので、詳しい検査を受けることが勧められます。

» 肝機能異常がなければ大丈夫ですか?

Page Topへ