C型肝炎

患者さんの気持ちに寄り添う新しい肝炎治療が始まっています。

C型肝炎の治療法についてわかりやすく解説します。


治療を考えている方
Q. どのような治療法がありますか?

A. 抗ウイルス療法と肝庇護(かんひご)療法があります。

C型慢性肝炎・ C型代償性肝硬変 の治療法には、C型肝炎ウイルスを体の中から排除して感染からの治癒を目指す抗ウイルス療法と、肝機能を改善して肝炎の悪化、進展予防のための肝庇護(かんひご)療法があります。


抗ウイルス療法

C型肝炎ウイルスを体の中から排除して、感染からの治癒を目指す治療法です。以前はインターフェロンと呼ばれるお薬を使った「インターフェロン治療」が用いられてきましたが、最近ではインターフェロンを使わない「インターフェロンフリー治療」が主流となっています。

●インターフェロンフリー治療
ウイルスに直接作用して増殖を抑える「抗ウイルス薬」を用いて、C型肝炎ウイルスの排除を目指します。飲み薬のみの治療であり、治療期間は3~6ヵ月間で、毎日お薬を飲み続けます。
●インターフェロン治療
インターフェロンとは、本来私たちの体の中で作られる蛋白質であり、体の防御機構を活性化させることでC型肝炎ウイルスの排除を目指します。注射薬のインターフェロン1剤だけではウイルスの増殖を抑える効果が不十分なこともあるため、抗ウイルス薬と組み合わせた治療が行われることもあります。
抗ウイルス療法の組み合わせ(例)
インターフェロン
フリー治療
  • 抗ウイルス薬1~2種類(飲み薬)
インターフェロン
治療
  • インターフェロン(注射薬)+抗ウイルス薬1~2種類(飲み薬)
  • インターフェロン(注射薬)のみ

肝庇護(かんひご)療法

抗ウイルス療法が行えない場合に、肝炎の進展予防・沈静化を目的として行われますが、ウイルスを排除する効果はありません。肝機能の改善作用を持つお薬を毎日飲み続けるか、定期的に注射します。

 

C型慢性肝炎・C型代償性肝硬変の治療法
(図)C型慢性肝炎の治療法

Page Topへ